海と山に囲まれた余市町の『ポレポレの丘』は、
余市の中でも高台にあり、ワイナリーや果樹園の中にひっそり佇む大人の秘密基地です。
15年間、両親が自然生態を壊さないように作ってくれていた場所。

今は私たち夫婦が引き継いでいます。
100本のイチイの木や、大きな白樺の木があり、
野良ネコ、フクロウ、シジュウカラ、キツツキ、ウグイス、キツネ、ミツバチ、オニヤンマ・・・
いろんな生態系の生き物が遊びにきます。

春先は、白樺樹液やふきのとう、よもぎ、ねぎ、つくし、三つ葉、ニラが収穫でき、
初夏は、たくさんの種類のハーブが咲きほこり、
真夏は、ラズベリー、ブルーベリー、ハスカップ、ワイルドストロベリー、キョウブキが実り、
秋には栗や落葉きのこ、くるみが土地を彩ります。



この場所で焚き火をして自家焙煎珈琲を作ったり、
無農薬野菜を育てたりもしています。


今年からは、「不耕起栽培」に挑戦しています。


ポレポレとは、スワヒリ語で「ゆっくり、ゆっくり」という意味。
急がなくていい。
未完成でいい。
自然のペースで、「今ここ」にいる。
両親がこの場所に込めた想いが、その言葉にそのまま表れている気がします。

私がこの丘に来るたびに思うのは、ここにいると、【今】を味わえる。ということです。
証券会社、飲食、福祉——いろんな場所で働いてきた私が、
「豊かさってなんだろう」と問い直せたのも、
この丘があったからかもしれません。
4人の子どもたちも、この土地が大好きです。
春はふきのとうを摘んで、夏はベリーを口いっぱいに頬張って、秋は落ち葉の中を走り回る。




都会では体験できないことが、ここには当たり前のようにあります。
このブログでは、ポレポレの丘の四季をこれからも記録していきます。
季節の恵み、子どもたちの姿、畑のこと。
「こんな場所があるんだ」
「こんな暮らしがあるんだ」
そう感じてもらえたら嬉しいです。



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